銃撃戦は味付け程度で、心理描写や人物描写に重点を置いたギャング映画ですが、演出にはスリルがあります。
男2人の追跡に気付いたジャンギャバン。アパートの自室で銃を取りだし2人を待ち構える。カメラはずっ…
ジャック・ベッケル監督の有名な映画。
初老のギャング、マックスは、親友のリトンと組んで、5千万フランの大金強奪に成功した。そのことを知った敵対するギャングがその金を執拗に狙う。
クラシックで淡々…
「げんなまに手を出すな」と読むらしい。
1954年製作のイタリア・フランス合作映画。
白黒に、オールバックとダブルのスーツ、黒ずくめの車に機関銃、ワインとレコードに美女と老人たち。
ジャン・…
渋い。ギャング映画の傑作。
終始落ち着いたトーンのジャン・ギャバンは最高にカッコいいし、ハードボイルドな魅力に溢れているのだけれど、ラスクを食べるシーンやパジャマで歯を磨くシーンのような生活をきりと…
ベッケル2作目。
渋いおじ様が渋く立ち回るハードボイルド映画。唐突なクローズアップや、何度も流れる劇中曲が印象的。ビンタもなかなかに強烈だった。(「その男、凶暴につき」には負けるが)
まぁでも「穴…
いいことがあってもはしゃがない。
女がたくさんわいわいしているのはうるさいので帰る。
困ってもうろたえない。
困った時は困った顔をする。
困っても歯磨きをする。
泊まった友にも歯磨きをすすめる。
み…
課題作品で鑑賞。
ジャック・ベッケル初めて観たけど、お、面白い〜!!
5000万円分の金塊が盗まれた事件を伏線にダンディな男、マックスと相棒リトンの生き様を描いたサスペンスかつハードボイルド。
…
ストイックで渋みを増した佇まいのジャン・キャバンの平手打ちが女たちの顔にいきなり炸裂して乾いた音を響かせ、鍵を締める/締めないことが物語のアクセントとなり、終盤のカーチェイスの銃撃戦において映画の活…
>>続きを読むジャックベッケルといえば、『穴』。
あの作品が超大傑作なため、どうしても他作品が霞む印象があるが、それでも今作はTHE古典的なフィルムノワールかなと。
話としては非常にシンプルであまり捻りが無い分単…