超名作『穴』で有名なジャック・ベッケル監督作品。
邦題が、キューブリックの『現金に体を張れ』と似ていて紛らわしいな(笑)。
とにかくジャン・ギャバンが渋い。白黒だし、犯罪ものだし、これぞノワール…
久々にテンションが上がるクラシック映画だ!流石、ベッケル。
レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』やテリー・ホワイトの『真夜中の相棒』…と僕の好きなハードボイルド小説はいつだってしっかり者とろくで…
ギャバン渋すぎる。
白黒の画面から溢れ出るオーラ。なんでドジな相棒を持ったんやろってぼやきながらも、「おれって情にもろいんだよな、、」
粋やなー!もしお前ならどうする?って聞かれて、「おれはおれさ」…
フィルム・ノワールの古典。初期ジャンヌ・モローが出てるけど、まだあんまりオーラが無い。代わりにジャン・ギャバンの渋さ、「貫禄がある」ってこういうのを言うんでしょう。この展開で、この結末を、あの表情で…
>>続きを読むジャック・ベッケル②
ジャン・ギャバンの顔の映画!
これほど格好いい男はなかなかいない。
冷静沈着でありながら、情に篤く、沸る心を持ち、紳士的かつ野性的で女にモテる。
オッサン2人がパテを塗った…
ギャング映画的な活劇というより、隠棲真近な爺さん達に訪れる抗い難い「老い」を嗜む作品と思えた。
日常系かと思いきや、クライマックスではそのフラストレーションを爆発させるかの如き銃乱射が痛快。しかし、…
「痺れた。」この一言に尽きます。渋さと格好良さ、この二つを極めた作品でした。テーマ曲がまたこの映画の渋格好良さを引き立ててます。
どうやらジャックベッケル監督とはウマが合うらしい。
銃撃戦あり!
…
ラスクを食べるところとか就寝前の着替えなど、急がず丁寧に日常を拾うシーンが老兵の寂寥感を出している、というか変にそれを感じてしまうのがえらく不思議。ただジャン・ギャパンは「ただラスクを食べ」「ただ歯…
>>続きを読む大金を手にした引退間近のおじさんギャングとそれを狙う若いギャングの闘争の話。
全体的にすごくダンディ。
マックスに漂う大人の男の雰囲気。情に厚く、頼れる男。
途中途中に流れるハーモニカがより一層…