こもえ

青空のルーレットのこもえのレビュー・感想・評価

青空のルーレット(2007年製作の映画)
3.8
ビルの窓を拭く仕事をしている仲間達 = 熱く純なハートを持つ男達の夢と友情を感動的に描いた小説、この原作を読んで働くということ、人と人とのつながりの大切さを考えさせられ、信頼できる仲間に出会うことの素晴らしさ、夢を追いかける清々しさも感じました。
小説は良くても映画は自分のイメージと違ってガッカリすることがあるけど、映画も良かったです。

映画では小説には登場しない、貫地谷しほりさん演じる聴覚障害者の女性が登場します。彼女が主人公の歌にふれて、塞いでた心を開いていく展開もいい。
小説のラストには圧倒され、心がポカポカして泣けてきたんだけど、それが映画で再現されててとても嬉しかったです。小説、映画。どちらも感動的なので、どちらもおススメです。
2008.04.10鑑賞
こもえ

こもえ