プリオ

リービング・ラスベガスのプリオのレビュー・感想・評価

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)
3.5
アル中男と娼婦の破滅的ラブストーリー。

ニコラス・ケイジが浴びるほどに酒を飲み死の匂いを纏っていく感じは、もはやそのまんまのケイジって感じで、演技の範疇を超えている。

ケイジはこの映画でアカデミー主演男優賞を取る。

そして、スターの道を駆け上がっていく、ように思われたが・・・。

彼は「ザロック」や「コンエアー」、「フェイスオフ」で、三枚目アクション俳優として地位を確立し、そしてみんなに飽きられてしまい、浪費に走り、莫大な借金を抱え、その返済のためB級映画に出まくるというキャリアを辿ってしまうのだ。

しかし、アジア人が謎に好きなケイジは、4度の離婚を経て日本人女性と結婚し、やっと幸せを掴めたのかもしれない。

今は借金も全て返済したらしく、あと数本で俳優人生も終えるらしい。

最後に、有名監督とタッグを組んで、なんかすごい映画を作ってほしいな、と思ったりするな〜。

できたら、最後にオスカーで彼の姿が見たい。
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