クストリッツァ初期作品。
後年の作品と違ってしっとり感が強く、後年の作品しか知らない自分が期待していた「ムラ、雑さ」はあまりない丁寧な筆致で描かれた作品だった。
クストリッツァ作品にあるようなセリフ…
このレビューはネタバレを含みます
愛情が詰まってる!
「黒猫・白猫」ハイテンションへどうやって
繋がっていくのかちょっと分かる
原石みたいなあたたかで静かな映画でした
マリクは本当にお父さんが好きなんだな
スターリンの影響下のユー…
エミール・クストリッツァ監督の長編2作目。
カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞作。
1950年〜52年、ユーゴスラビア・サラエヴォ。
6歳の少年マリクの語りで、彼の体験が綴られていく。
マリクはメ…
こんなポップな雰囲気のタイトルだけど、60年代の旧ユーゴスラビアの政治・社会情勢がやはりテーマである。
だけど全体的にポップに家族ドラマが軸に描かれているため、テーマのわりに重々しく感じないのは、人…
タイトルからして
おちゃめな映画だと思ってたのに!
どこまでリアリスティックな
お話なのかよく分からないけど
戦後のユーゴスラビアも
なかなかのディストピアだな
「なぜ許した」
「忘れたんだ。許…
ソ連の共産圏の中でも独自の社会主義路線を敷いていたチトー政権下の'50年代初頭の旧ユーゴスラビアのサラエボが舞台。スターリンの共産思想主義の中で国政批判を愛人に何気なく漏らした父親が密告により強制収…
>>続きを読む