画質が悪すぎて本当に戦後すぐのサラエヴォで撮られた映画にしか見えん、クストリッツァの出世作。
愛人にちょこっと漏らした国家批判的な一言が原因で強制労働を課せられたお父さんと、彼が出張中だと思い込ま…
スターリンの影響から未だ脱け出せない1950年代初頭のユーゴスラビアを舞台に、時代の波に翻弄される一家の姿を体制批判をこめて描く。
家族に囲まれて幸せに暮らしていた少年マリック。ところが、父親が…
クストリッツアの作品とは思えないほどコメディ要素のない不穏をはらんだ初期の作品。名作『アンダーグラウンド』の元になったと思われる。
ボスニア・ヘルツェゴビナが当時社会主義国ユーゴスラビアの一部だった…
ユーゴの歴史的変遷を知っていないと真の理解は難しいかも。浮気相手の女に何気なく漏らした呟きを密告されて逮捕された父、父不在の間、6才の息子マリックには“パパは出張中”と言い含める母。チトー体制過渡期…
>>続きを読む85年のユーゴスラビアで50年代のユーゴスラビア風景を撮るのがどれくらい難しいことなのか全然分からんのだがフィルムを見ている上では「あぁそういう感じなんだなあ」と、BTTFと同じ年に公開で、BTTF…
>>続きを読むさすがパルムドールというか、最近の作品にも沢山影響を与えたんじゃないかなと思う作品。
最初の飛行船とか途中の引っ越しとか、ジブリみたい!って思ったし、最近だとベルファストとかみたいな感じで今見てもす…
【第38回カンヌ映画祭 パルムドール】
ユーゴスラビアのエミール・クリトリッツァ監督作品。規格外の歴史大作『アンダーグラウンド』とは異なり、一家族に絞ったミニマルな作品。
主人公のマリク、なんだこ…
50年代初頭の旧ユーゴスラビア、スターリンに反発し独自の社会主義を確立しようとしていたチトー体制を背景にひとりの少年から見た激動の時代と家族と少年の初恋を描く
少年の兄役が『ジプシーのとき』のベルハ…
50年代のサラエボ。少年マリクの父が政治批判と取られる言葉を愛人に漏らし、それが国家警察に勤めてる義兄の耳に入り、逮捕されてしまうが、母はマリク達子供には「出張中」と嘘をつき・・。クストリッツア節が…
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