家族、民族や武術家としての誇りなどをかけて戦う武術家の物語。
1930年代の中国広東省佛山。イップ・マンは、町一番の武術家。佛山は日本軍の占領下となり、イップ・マンの自宅は日本軍の司令部として没収され、一家は貧しい生活を強いられる。
そして、穏やかで争いを好まない人徳者ながらも、否応なしに争いに巻き込まれ、空手の名手である日本軍将校と対決をする...。
日本人将校の、ああいう空手はないよなと思いながら、やはりメインは格闘シーン、動きが速くて大変でした。
イップマンの動き、至近距離での受けが7、8割ながらもドンドン前に行く、詠春拳という武術、攻撃的に見えるブルースリーのジークンドーの基礎とのこと。日本の剣道、柔道、相撲などの武道は「形」を重視しますが、海外の武術はドンドン形を変えていくんですね。