つるみん

イップ・マン 序章のつるみんのレビュー・感想・評価

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)
4.6
【達人と呼ばれる理由】

僕がアクションにどハマりしていた頃、やはりカンフーというのは絶対に通る道だ。そこでブルース・リーやジャッキー・チェン、ジェット・リーなどのアクションシーンをYouTubeで見ては興奮していた。そこで気になるのは常に関連動画にドニー・イェンという名前が記載されていた事だ。そこからイップ・マン序章に辿り着いたわけなんですが……

最高でした。


1930年代、中国広東省。詠春拳の師範として活躍していたイップ・マンは家族と平穏な日々を過ごしていたが、やがて盧溝橋事件をきっかけに始まる日中戦争が勃発。家も追われ屈辱と貧困の日々を強いられる中、イップ・マンは日本軍の兵士に中国武術を教えるよう強要されるが…。


《良い拳法は老若男女を問わない》

彼の拳法は強くてカッコいいのは当たり前なんです。なにが一番カッコいいのかと言うとイップ・マンの姿そのままの物なんです。本当の達人というのは、相手を常に尊重し、家族を愛し、視野を広く持ち、決して自分の力を過信せず、己の軸がぶれない事である。
イップ・マンが最強の理由は彼の心であるのだ。

イップ・マンは詠春拳という拳法を使用。もちろん力強いのではあるが薬物依存で悩んでたロバートダウニーJr.もこの詠春拳にハマったことで薬物から解放されたのだ。(シャーロックホームズ、アイアンマン3で披露。)精神的にも素晴らしい拳法なのである。
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