このレビューはネタバレを含みます
・スクールバス転落事故で遺族による集団訴訟が提起されるが、生き残りの少女・ニコールが嘘の証言をして訴訟は頓挫する。彼女はなぜそんな嘘を…?っていうお話。
・二コールがなぜ嘘をついたのかを明らかにする映画でもないし、訴訟で法廷ドラマが描かれるわけでもない。とにかく、訴訟は弁護士や原告たちの思うようにいかず、失敗しました、という終わり。
・こういう表現の映画、苦手なんだよなー。結局何なの?っていうのがはっきりしなくてモヤモヤするから。レビューでもみんないろんなこと言ってるしな。
・町の大人たちはろくでもない人間ばかり。特に最悪なのが実の娘ニコールと性行為している父親。しかも「賠償金はいつ?」「こんな小さな事故ぐらいで云々」とゴミクズ発言ばかり。表向きだけ娘思い。
だから一番単純に考えるなら、ニコールが嘘の証言をぶちかますことでクズの父親を裏切ったってことなのかな。そして父親は自分が娘に憎まれていたことを思い知ると。