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黒衣の花嫁のkinakoのレビュー・感想・評価

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)
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謎の女が男達に近づきその度に男を殺す。その理由は・・。アイリッシュの作品を映画化したノワールサスペンス。この映画に出てくる男達は標的以外の者も含めて、女を見下している者ばかりで、女が男を次々と殺す作品が出来たのは、女の地位が少しずつ上がってきたような時代だからかと思ってしまう。原作者はアメリカ人だが、映画はフランス製で、当時のハリウッドにはこのような内容は作れなかったろう。途中まで理由も素性も解らず、ハラハラしながら観ていた。個人的に「舞踏会の手帖」の犯罪版と思った。
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