えそじま

黒衣の花嫁のえそじまのレビュー・感想・評価

黒衣の花嫁(1968年製作の映画)
4.3
「狩りと女」という共通する嗜好をもつ男たちが、ゆえにくだらない過ちから重大な罪を犯し、それを隠蔽し、今度は死んだ夫の指輪をはめた復讐の花嫁ジャンヌ・モローに手際よく狩られていく。ジャンヌ・モローというのがおれには重要だった。やたら中断される結婚行進曲が完全に鳴りひびき終わる頃、彼女も刑務所のなかで最後の仕事を終えている。どこが失敗作だ。
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