Jimmy

地獄の市長のJimmyのレビュー・感想・評価

地獄の市長(1933年製作の映画)
2.6
ジェームズ・キャグニー主演だから観たが、サスペンス映画でもギャング映画でもなく、あまり面白くなかった。残念。
不良少年たちを収容する矯正学校が舞台のドラマで、ジェームズ・キャグニーは隠れて何か悪いことしているがギャングらしくはない。
共演はマッジ・エヴァンス。これまた、綺麗ではあるのだろうが、自分の好みではなかった。

ジミーという少年が率いる不良たちは、町の雑貨屋で強盗をして店主にも重傷を負わせたことから、矯正学校に入れられる。
矯正学校はトンプソン校長が容赦ない対応で、不良少年たちを相手に劣悪環境としていて、食事は食べられないほど不味く、仕事環境も適正を考えない独裁者のような雰囲気。
そこに、局長代理としてガーガンなる男が矯正学校にやってきて、「劣悪環境を改善しよう」とする。これがジェームズ・キャグニー。
個人的に、ジェームズ・キャグニーはワルを演じて魅力がある気がしているので、矯正学校での善人を演じる姿は、観ていて違和感あり。
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