噂に違わぬ超大作でした。
戦争とは、国とは、人心とは、
何かを考えさせられる。
ユーゴスラビアは、もうない。
僕の記憶にはサッカーとオリンピックと、
やはり戦争だ。
もう、次の世代は、この国は歴史で勉強するだけの、年表の一部にある国としか捉えられないんだろうなぁ。
コミカルだけど、シリアス。
ハートフルだけど、スパイシー。
常人では生きていけない、
変人、奇人、狂人でないと。
それにしてもマルコの二面性が凄い。
冒頭のコメント、
「かつて、ある国があった。」
でも見終わった後は、
「かつて、ある国の悲劇があった」
に変わる。