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アンダーグラウンドのryoのレビュー・感想・評価

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)
4.0
「裏切り」や「謀略」、「戦争」といった重たいテーマが陽気に映し出されていく。陰と陽が絶妙なバランスで1つのパッケージに収まった、そういうものなのかもしれない。

爆撃や拷問シーンなど、本来ならば凄惨に描かれる場面も、どこかコミカルに描かれる。第二次大戦および冷戦をまるでBGMのようにして、リズミカルに物語が進んでいくのはおかしみがある。

3人が頭を付き合わせて下を向きながらグルグル回るシーンがたびたびあるが、好き。
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