このレビューはネタバレを含みます
戦争が日常であり、日常の暮らしの一部に爆撃がある、けれどそれが当たり前というそぶりで日々を暮らす人々、この冒頭の映像からして、引き込まれる。
戦禍を逃れて地下暮らしを選ぶ人々、この設定だけで、たまら…
美とは何かという問いについて包括的に答えるなら、もしかすると沈黙こそが1つの有力な答えかもしれない。また、言葉とは何かという問いについて同様に答えるなら、沈黙を破ることというのが1つの対(つい)とな…
>>続きを読むアパシーにも感じられる長大さがかえって壮大な歴史をうかがわせる。物理的に鑑賞者を疲弊させることでダイナミズムを教えるという手法もあるんだ。
ポスト戦争映画という形で主人公たちを紋切り型の物語にさせ…
このレビューはネタバレを含みます
カオスな描写と痛烈な批判とでかなり体力使う。
兄弟や同志を恨み殺したり、知らずのうちに処刑したりする終盤は旧ユーゴスラヴィアの国々が割れる様子そのものを表してるのかな
ティトーの逝去時はどの都市も同…
(別媒体から感想を転記)
2023/10/29
戦争終結を知らされないまま地下生活を送る人々を描いた狂騒のブラックコメディ。この気迫は精神削られる。5時間版もあるようでせっかくならそちらを観たかっ…
196.2691
本質的には悲劇の話だが、コメディ要素と寓話的なストーリー展開で独特な作品となっている。ユーゴ紛争中に制作されたこともあり、芯をくった描写が多い。少々、雑多で東欧の歴史に疎い方は先…
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