【百回は死んでる】
ジャッキーチェーン主催のアクション映画。
とにかくどこのアクションでもキレがやべえ。
対人戦では相手の体に寸止めで当てないようにして、お互い怪我をしないようにはしている。けど柵に思いっきりぶつかったら普通骨折れてるのよ
周りの木箱やガラスにぶつかることで、ガッシャーン！て音や動きの激しさを見せてくれるのもすごい。撮影用のやわらかいガラスに体当たりしてんかと安心したのに、その後ガチの金属バットで殴り合いしてるやん…
対人戦の撮影なら、普通は当たらないように力を抑えるから後ろに振る腕や表情に「当てないように気をつけなきゃ」ってなるはずなのにガチで後手にふるって「当てる」って顔をしていた。脚本のみならずキャストさんまで本気で魅せるアクションに取り組んでいるのが伝わってくる。
他の映画だったらメインの見せ場にくるようや、どでかアクションが映画全体で数分に何回もやってくる。
ジャッキーが上の階から落ちそうになって柵の棒に捕まっていると、追手はしがみつくジャッキーの手を踏みつけてにんまりするんじゃなく、柵を越えようと左に移動しているジャッキーを走って追いかけていた。
普通だったら踏みつけて「アーッ」てジャッキーを苦しませる方が楽なのに、それ以上の見せ場を作るためにジャッキーは走ったんだろうな。すご。
すご。
