香港警察の活躍をコミカルに描いたポリスアクション「ポリス・ストーリー」シリーズ第二弾。
ジャッキー・チェンが主演、マギー・チャンがヒロインを演じ、トン・ピョウ、ラム・コーホン、チュウ・ヤン、ベニー・ライらが共演。
チェン・カクー刑事（ジャッキー・チェン）は、麻薬王チュウ・タオ（チュウ・ヤン）を逮捕したが、その際に公共施設を壊してしまったことを理由に、交通課へ左遷させられる。一方、タオは病気を理由に釈放され、チェンと恋人（マギー・チャン）に嫌がらせを始める。さらにチェンは仕事が忙しく恋人との時間を作ることができず、二人の関係は不仲に。そんな折、ショッピングモールの爆破予告の電話が入り、偶然そこに居合わせたチェンが人々を避難させたのちに爆破が起きたため、犠牲者を出さずに事なきを得る。しかし、犯行グループからは再度爆破予告があり、1000万ドルを要求される....
爆弾犯と香港警察の攻防を描いたポリスアクションシリーズの第2弾。前半は前作の宿敵チュウとの小競り合いが、後半は大金を要求する爆弾犯との攻防が繰り広げられ、ユーモアを交えながらテンポよくストーリーが展開する。
もちろんジャッキー・チェンならではのコミカルで軽快なカンフーアクションを満喫できる。
特にチェン刑事の新たな好敵手であるベニー・ライが演じる聴覚障害者との縦横無尽なカンフー対決が見どころです。
終盤では建物が吹き飛ぶほどの派手な花火が圧巻です。
本作はキャノンや三菱自動車、ニッサン、ジャスコなど沢山の日本企業のロゴが目立ち、本シリーズの日本での人気ぶりが伺えて興味深い。
エンドクレジットはジャッキー・チェンの作品ではお馴染みの撮影風景が流れ、最後まで楽しめた。
2023.12 BS松竹東急で鑑賞（よる8銀座シネマ・吹替）
