続編！
前作のハイライト集から始まるのがテンション上がる！
それにしても前作であれだけ理解を得たと思われた署長や警部からの手の平返しの言われようがひどくて笑える。
前作での仇役連中の逆恨みから、爆弾魔対応へと急展開する構成。当時のあまりにタイトなジャッキーのスケジュールや、クオリティ維持のための脚本練り直しとかいろいろと理由があるようで、要は２つのプロットを無理繰りガッチャンコしたようなモノで、それゆえのジャッキー映画にしては長い121分の尺なのかもしれない。
ジャッキーの状況の追い込まれ方が相変わらずエグくて可哀想になってくる。それだけ解決した時のカタルシスがより強くなるのだけど。
いつもの技闘に加えて火薬多めなアクションシーン。派手な爆破で補っているかのよう。そして今作最大の仇役、ベニー・ライの足技の華麗さ！あの動きは本当にスゴい！
エンドロールでのNG集、単にお芝居や段取りのNGは微笑ましく見れたけど、演者が怪我をしたり機材が壊れたりしているシーンもさりげなく入れられていて、その時のジャッキー達の表情が、シャレになってない状況を雄弁に語っていた。
