はい、今作は一作目よりもさらにチェンのカンフーと高予算しか見所がない作品でした。
もうほんとにストーリーとか細かいところが酷い。1作目から追っているマフィア組織の一員に拳銃を奪われた警察官のチェン。見事なカンフーで撃退したあとに「2度と顔を見せるな！」と帰らせる。とてもゆるい警官だ。敵に捕らえられたチェンと彼女。服を着た彼女に駄菓子屋で売ってるような爆竹を投げるギャング、「やめてくれ〜、なんでもいうこと聞くから」とチェン。中学生のいじめか。まず爆発しないだろ。マジで大爆笑。ポリスストーリーを名乗るにはあまりに緊張感がなさすぎる。
さらに酷さに拍車をかけていたのが日本語の吹き替え。「トイレにいっといれ」とかしょうもないギャグ連発。チェンの声優の気の抜けた感じも突っ込まざるを得ない。
この前マツコと有吉が昔のバラエティ番組を観て「昔のテレビは面白かったってアレ嘘だね」って言ってたが、本当になんというかギャグとかも洗練されてない、それはそうか。多分、笑いも時代と共に進化してて相席食堂で昔のコメディアンが出るとひくほどすべってるもんな。
とりあえずカンフーと派手さだけの映画なので2度と見ることはないでしょう。さらば
