サイードや鶴見俊輔のことを思った。一人で立ってきた人たち。
ノーム・チョムスキーが語るのは、真実をあばいたり、戦争に対して分析をしたり顔で行うようなことじゃなくて、人がより良く生きるために、自分がどう立つのかということだ。
利己的なところを忘れずに人と共に生きるための、自らのなかの方法のことだ。
自分の怒りはどこからくるのか、どこへ怒りを向けたいのか、そして、自分に向けられることもある他者の怒りをどう受け止め、反応してゆくのか。
Rebel without cause -- 理由なき反抗にはきちんと理由があったはずで、そこを見つめてれば、結構ポジティブに、そして孤独に、けど人を愛しながら、生きれるんだと思った。