マイケル・ムーア監督もイラク戦争や銃社会や医療問題など取り上げてアメリカの病みを告発してはりますけど、この映画もすごいです。
アメリカの有名な言語学者であるノーム・チョムスキーが各地で開いた講演会や、チョムスキーがインタビューに答えたりしてるのを集めただけのドキュメンタリー映画なんですけど、911以降のアメリカへの厳しい指摘がほんとに的を射てて、納得度とスッキリ感が相当高かったです。
確かこの映画をガーデンシネマで観た当時はアメリカ国内ではイラク戦争賛成派の人もまだ多い時だっただけに、こんなに理路整然としてきっぱりとアメリカに対する批判ができる人がいるんだなと驚きました。
考えてみると、あたしがドキュメンタリー映画に興味をもつキッカケとなった映画だったかもしれません。
