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ボディ・パーツのHKのレビュー・感想・評価

ボディ・パーツ(1991年製作の映画)
2.8
もう1本、フェイヒーを。犯罪心理をライフワークとする精神科医フェイヒーは事故で右手を失うが、でも大丈夫。いい右手があったのでリンゼイ・ダンカンの女医が移植してくれたのだ。でもその日からフェイヒーは悪夢に苛まれるようになる。オマケに右手が勝手に息子をボコったりして家庭は崩壊寸前!調べると、前の右手の持ち主は凶悪犯罪者だった!…という、これまたどっかで聞いたような話だが、原作は『悪魔のような女』(55)のボアロー、ナルスジャックで翻訳もあるが絶版。エリック・レッドの演出はド派手で、やはりカーチェイスもあり、右手を隣の車の運転手に手錠で繋がれたまま並走するシーンなど、らしくてよかった。あとこれは音楽がいいね。ローク・ディッカーという作曲家は知らないので調べたら『4番目の男』(79)の人だった。
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