いちお

スターダスト・メモリーのいちおのネタバレレビュー・内容・結末

スターダスト・メモリー(1980年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

◎ログライン
映画監督のサンディが、三人の魅力的な女性と恋に落ちる物語。それぞれとの恋路や幼い頃の思い出をノスタルジックに、また人気監督ゆえの重圧を皮肉混じりに描いている。


・ウディ・アレンのアイロニックでウィットにとんだ台詞回し
・内面(人気者として/男として)を如実に表現している


やっぱり私はウディ・アレンの映画が好きなのかもしれない(まだ3作目)。どの作品でも共通しているように、ウディの回転の速いユーモアやくず男感(これは作品によるけれども)がこの映画でも健在。
かつ、この映画はメタな作品で、現実のように見せかけておいて「実は今までのは映画作品だったんです」というオチ。途中まで現実と虚構を行き来してるなーと思ったけど、結局それも全部虚構だったわけですね。
銃殺されるシーンとか虚構との行き来とか、何となくフェデリコ・フェリーニの『8 1/2』に似てる感じを受けました。

にしても、私はU-NEXTで見たのですが、字幕版が無かったんですね。吹き替えしかなくて。確かにファンから声を掛けられるシーンとかは台詞がかなり重なるので、字幕だと大変なことになりそうだけど。普段洋画を字幕で見ているので見づらさは少なからず感じましたね。
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