このレビューはネタバレを含みます
ウディ監督個人的ベスト
映画の映画です。
ウディ自身が映画監督になり、
苦悩して、
妄想して、
日常をすごして。
今作ベスト理由は
目まぐるしい編集の素晴らしさです。
やはり、ぼーっとしてると
??
になります。
ウディ自身の心情
(本人同一人物ととられたくないとおっしゃてますが、)
が素直な心情と複雑なカット割りで表現されてます。
映画の映画
数ありますが、一番正直さがでて好きです。
サインをやたらとするところがオモロ。(次第にうざそーな顔が【笑】)
妄想(女性とのロマンス)と
現実と悩みが交錯する表現者の物語です。
2008年10月31日レビュー
追記
DVD所持。大好きで個人的ウディベスト。
ウディアレンの「81/2」のような作風
とある映画監督の悩みみたいな映画
幻想と現実のはざまの描き方がとても面白いんですね。
別に本作のウディ監督じゃなくても、そこらの働いてる人に当てはまる心象風景。
ウディの編集力の素晴らしさが極まっていて、
見たとき素直に衝撃的だった。
とかくこの頃のウディ作品は、多様なスタイルに固執するような作ばかり。
「マンハッタン」のような都市型ラブ
「インテリア」のようなベルイマンリスペクト映画
「ブロードウェイのダニーローズ」のような芸人映画
「重罪と軽罪」のようなのち花ひらくミステリー路線
小品でスタイルを固持するなか、
映画の映画のなかで、めんどくさい、ファンうるさい、映画会社のやつうるさい、何撮ろう?
ああ愛しの女性があ ポポポーン
みたいなのを白黒で、ばっさばっさ省略省略 していきます。
映画の映画好きなだけに余計にベストなんかもしれません。