どーもキューブ

スターダスト・メモリーのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

スターダスト・メモリー(1980年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

 ウディ監督個人的ベスト



映画の映画です。

ウディ自身が映画監督になり、

苦悩して、
妄想して、
日常をすごして。

今作ベスト理由は

目まぐるしい編集の素晴らしさです。

やはり、ぼーっとしてると

??

になります。

ウディ自身の心情

(本人同一人物ととられたくないとおっしゃてますが、)

が素直な心情と複雑なカット割りで表現されてます。

映画の映画

数ありますが、一番正直さがでて好きです。

サインをやたらとするところがオモロ。(次第にうざそーな顔が【笑】)

妄想(女性とのロマンス)と

現実と悩みが交錯する表現者の物語です。

2008年10月31日レビュー

追記
DVD所持。大好きで個人的ウディベスト。

ウディアレンの「81/2」のような作風

とある映画監督の悩みみたいな映画

幻想と現実のはざまの描き方がとても面白いんですね。

別に本作のウディ監督じゃなくても、そこらの働いてる人に当てはまる心象風景。

ウディの編集力の素晴らしさが極まっていて、

見たとき素直に衝撃的だった。

とかくこの頃のウディ作品は、多様なスタイルに固執するような作ばかり。

「マンハッタン」のような都市型ラブ

「インテリア」のようなベルイマンリスペクト映画

「ブロードウェイのダニーローズ」のような芸人映画

「重罪と軽罪」のようなのち花ひらくミステリー路線

小品でスタイルを固持するなか、

映画の映画のなかで、めんどくさい、ファンうるさい、映画会社のやつうるさい、何撮ろう?

ああ愛しの女性があ ポポポーン

みたいなのを白黒で、ばっさばっさ省略省略 していきます。

映画の映画好きなだけに余計にベストなんかもしれません。
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