自分の作りたいものと周囲から求められているものの乖離に苦しむ作家の葛藤。
私はウディ・アレンや三谷幸喜作品に感じる自意識、自己主張の強さがなんとなく苦手なんだけど、この作品は芸術色強めで好きだった。確かにウディアレンなんだけど、だいぶフェリーニを感じる。実際『8 1/2』のオマージュらしい。
映画が作れない自分を映画にしてしまったフェリーニ。
コメディにとどまらない作品を作りたいのにコメディを求められてしまう苦悩をやはりコメディで昇華したウディアレン。
それほどの作品がこの評価だとウディアレンの精神はますます混沌を極めそうな気がしなくもない(笑)
シャーロット・ランプリングの顔が好みすぎた。以前みたウディアレンの別作品にジョディ・フォスター出ていたので、ああいう顔が好きなんだろうな。わかる、わかるぞ、ウディアレン。
music.jpでみました↓
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