くじら

俺は、君のためにこそ死ににいくのくじらのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

友人と、あの花〜を見に行ったことをきっかけに戦争についてお互いに勉強するようになり、
それぞれ興味を惹かれる事柄は異なるものの、戦争映画をオススメし合って、そのうちの1本がこの作品でした。

かなりリアルなシーンの連続に、真剣に見ながら色々なことを考えさせられました

特攻がまったくの無駄死にだとは思わないけど
生還する可能性を少しも残されなかったことはやはり正しいとは言えず
かと言って当時の切羽詰まった状況で打開策も浮かばない中で(コレしかない)と思い決行されたというのはまさに異様な状況としか言いようもなく、
もしも日本が原爆を持ち得ていたとしたら(資源も資金も段違いなので困難極まりないけど)
日本が原爆を落としていたら変わっていたのか

何より残酷なのは
原爆を落とした国こそ(それだけが要因では無いにしろ)戦勝国で
あれだけの大量殺戮兵器を使用していながら
戦勝国だからと裁かれることもないなんて
そんな事がまかりとおる世界で
法律とは?秩序とは…?と思わずにはいられない