SNOW

絶壁の彼方にのSNOWのネタバレレビュー・内容・結末

絶壁の彼方に(1950年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

キャロル・リードやヒッチコックの初期脚本を書いていたことでも知られるシドニー・ギリアットのポリティカルスリラー。独裁国家の機密を知ってしまい逃げる追われるというプロットは、「引き裂かれたカーテン」あたりを彷彿とさせるが、さすが「バルカン超特急」の脚本家といったセンスとシナリオ運びの巧みさ。たまたま英語をしゃべれただけで連れ回され、断崖絶壁を登らされて、何もしていないのに最終的に撃たれるというジュリエッタ・マシーナ似のヒロインが不憫で仕方がなかった。
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