なんちゃって社長

人情紙風船のなんちゃって社長のレビュー・感想・評価

人情紙風船(1937年製作の映画)
4.4
☆昨年9月、シネヌーヴォでの鑑賞以来。
☆長屋の奥にある酒樽を横に並べたような塀(斜めに板を敷いて階段がわりにして人が往来している)。あれは、なんだ?
☆南無妙法蓮華経のセッションが始まるところ(二回あり!)、相変わらずゾワゾワしてカッコいい❣️特に三味線!男三味線と女三味線。
☆大家さん、最高‼️助高屋助蔵(その前夜では、翫右衛門と山田五十鈴と高峰秀子の親父さんを名演‼️)
☆又十郎の奥さん、怖すぎる!!後ろ姿の芝居、演出鮮やか!!
☆激しい雨(毛利がかごに乗って、又十郎に小銭?を投げつける場面)と雨上がり(新三がお駒を長屋に連れ込んだ翌朝)
☆長屋の路地を一方向からしか映してない(奥からのカメラ位置無し)
☆ラストの新三の橋の上の果し合い?と海野夫妻の顛末と、お駒と使用人の駆落ちの相談が同時進行する感じは、のちの映画に引き継がれてますよね(ゴッドファーザーとか)?