人情紙風船に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『人情紙風船』に投稿された感想・評価

Kazuki

Kazukiの感想・評価

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ぼくはかつて達郎さんに、これこそ人生の一本だと1937年の名画『人情紙風船』(山中貞雄監督)の存在を教えてもらったことを思いだした。

松尾潔

https://www.nikkan-gendai.…

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pier

pierの感想・評価

4.1

【再鑑賞】
江戸の棟割長屋。
亡き父の知人に仕官の職を頼み込むが、煙たがられる浪人・海野又十郎。
無断で賭場を開き、親分衆に追われる遊び人・髪結新三。
その場の勢いで質屋の娘を誘拐するが、欲深い大家…

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仕草が詰まっている

日本語の話し声が次から次へと聞こえて来るから、Mさんが好きそうだと思っていたら丁度来た

アイスパールの煙草と、予報外れて曇り空の夕方の水色の中雨音が、

めくらに目隠し
どうにも色々と自業自得に思えてしまうけど、ラストの紙風船にはとても情緒を感じる。
たけ

たけの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で尾田栄一郎回かな?で鈴木さんがベスト映画として話してて知った。
高校生の頃、黒澤明の映画を初めて見て、聞き取れなさすぎて日本語字幕を出しながら観たことを思った。
死で始…

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ぬっこ

ぬっこの感想・評価

4.0

嫉妬と勘違いは怖いね。女が覚悟を決めた時、きらりと光る小刀。
この小刀は、河内山宗俊からの連続のようにも見える。雨での出会い。濡れる悲痛の雨と、傘で待ってる女を攫う雨。
しかし起きた出来事は、雨のよ…

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猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.8

夭折の映画監督・山中貞雄の遺作にして、現存する3作品のひとつ。前作「河内山宗俊」(1936)に続き、前進座俳優を起用した時代劇である。

貧乏長屋で起こった浪人の首吊りから物語は始まる。中村翫右衛門…

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AONI

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3.5
この世は人情紙風船。浮き沈みの激しい御時勢。ひと風吹けばサッと舞い上がるが、川に落ちでもすりゃ、そのままドンブラコ。期待で膨らんだ儚い夢も、しぼんでしまうのはあっという間。
SORA

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3.4
何言ってるか分かんなかったけど見れた。なんか明治維新くらいで別れる気がするけど昔の日本てほんとに別の国?って感じのおおらかさあるよね。
krsone

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3.8

長屋に住む人々。そのそれぞれに一人一人の人生がある。
人と人との繋がり、交わり、偶然、運命、それがあの小さな場所に集約されている。
見終えた後のなんとも言えないもどかしさ。自分の人生とも少しは重ねて…

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