江戸時代の庶民の暮らしが描かれている映画。
庶民はしたたかに生きているけど、長屋に住む武士が悲しいなと思いました。
生きる術がないというか…
髪結の新三と武士の又十郎。
運命は似ていると思うのだけ…
日本映画専門チャンネル日曜邦画劇場1000回記念に本作の4Kバージョン放送しかも山下達郎音声出演となって登場。こんな事なきゃ見直さない。個人的に本作との出会いは吉祥寺でビデオ屋でアルバイトしてた時だ…
>>続きを読む東京国際映画祭
日本映画クラシックス
『人情紙風船』
山中貞雄の遺作であり、後世に語り継がれる大傑作。
貧困と悲劇のループは昔から変わらず存在する。二人の運命が重なる最後にやっとタイトルの意味を…
山中貞雄の甥、加藤泰の『人情紙風船』の話を読んでいると、学生時代観たこの映画がまた違ったものに思えてくる。
河竹黙阿弥の『梅雨小袖昔八丈』、通称「白子屋お熊」として知られる歌舞伎をもとに三村伸太郎と…
下町の長屋に住む平民たち。
それぞれに事情があって、それぞれに辛さがある…
そんな人々の生きる様を時に楽しく、時に痛々しく山中貞雄監督が描いた秀作。
たくさんある山中貞雄作品の中でも現存する三作品の…