2023/8/14 4.2
シネマヴェーラにて。1928年!
ほぼ100年前の映画とは…。恐るべし。
緊張と弛緩の緩急、リフレイン。
組織を超えた禁断の恋。
命を救ってくれるペンダント。
第二次世界…
この時代でスパイ映画がほとんど完成してることに驚いてしまう。スペクターかよと思っていたら、最後にはジョーカーだし。
というか気になったのが、当時のカフェって本当にボクシングやってたんですかね?俯瞰…
この時代にここまでの完成度を誇るのは驚異。というか映画って現在に至るまでほとんど変化してないんだなと思う。現代映画におけるサスペンスやミステリーの演出が100年近く前にすでに完成していたといこと。ス…
>>続きを読む『ドクトル・マブゼ』と混同してしまっていたので再見、やっぱ超面白い。
性格描写を掘り下げず、ラスボスはただ圧倒的存在感をもって画面を支配する点ではハーギ≒マブゼだが『M』における殺人鬼から人物の心…
このレビューはネタバレを含みます
フリッツ・ラング監督作。
暗躍する国際的犯罪組織と英国人諜報員らの攻防を描いたスパイサスペンス。
オーストリア出身の巨匠:フリッツ・ラングがSF映画の金字塔『メトロポリス』の次に撮った本格スパイ…
ルンペンスパイが無意識に敵側のハニートラップを無効化してしまう恋愛劇。犯罪シンジケートのネットワークが反則なほど広汎で笑える。すぐに暗殺される人々!Qアノンが敷衍する陰謀論みたいなハギの組織。Lie…
>>続きを読む冒頭のはちゃめちゃなモンタージュで一気に掴まれた。ちょうど見たところだったウェス・アンダーソン『フレンチ・ディスパッチ』のバイクシーンの引用元だろうシーンがあった。
裏で悪を操作してる銀行のボスがい…
ラングの『スピオーネ』英語字幕で見た。
面白い、「スパイ映画の元ネタこれか!ノーラン諸作もこれだ!」となったけど、それ以上にウェス・アンダーソン。
ウェス・アンダーソンが新鮮な感覚をもたらしてくれる…