このレビューはネタバレを含みます
「パルプフィクション」のオマージュが完全に元ネタを超えていました。素早いパンがレストランからクラブへ飛んでいく時、完全に目が覚めます。そこから兵役に落ちたり強盗を計画したりと、ありえないくらい簡単に…
>>続きを読むオリンピック開催とか高速道路開通とか貧乏な田舎暮らしの彼らには無関係の世界。まだ20にもなってない2人の諦めと閉塞感、悲しいことがあってもすんとしているところがまた苦しい。荒廃した建物とかロケーショ…
>>続きを読むドルやパルプフィクションが出てくるのはチョウユンファへの憧れとはまた違う閉塞感。オペラやオリンピック。大陸の歴史と広大さがあっても京劇が西洋的価値に劣る。途方もない未練が残るとしても徹底的にしつこく…
>>続きを読むこれも久しぶりに再鑑賞。『プラットホーム』よりぐっと現代的になり、少年少女のファッションも今風になって経済的に豊かになったことをうかがわせるが、逆に社会はより殺伐となって絶望感が色濃く漂っている(『…
>>続きを読む胸がギューっとなって、じわりと涙して、ああこの映画好きだなと思う。
みんな煙草吸いすぎなのも、2000年代って感じ。あの煙草キスが気障すぎて格好良すぎて、若い頃だったらきっと真似したくなったと思う、…
恥ずかしながら、初ジャジャンクー。
僕の敬愛する映画監督の北野武監督のオフィス北野が製作に関わった作品だけあり、どこかにキッズリターンを内包している作品だった。
30歳以降の人生なんて無いと思っ…
オリンピック開催が決まり、大規模な高速道路工事が始まったりと中国とゆう国全体が大きく変動しようとしている時のその流れに乗り切れず燻りまくってる人達の物語。基本的に画面の中は2人で構成されてるシーンが…
>>続きを読むデジタルビデオカメラで撮った映像を映写したものを更にフィルムで撮るという変わった試みが行われた作品。
オフィス北野が初めて製作に参加したジャ・ジャンクー作品ってこともあり、情けない若者二人の姿がキ…
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