このレビューはネタバレを含みます
友人のオススメということで、Cinémathèqueの試聴室にて一緒に。中国語音声のフランス語字幕、ついていけるか不安だったけど意外といけた!
シャオジィが平手打ちされるシーン、バスを出ようとするチャオチャオがチャオサンに押し返されるシーン、ユェンユェンが自転車で回遊するシーン、シャオジィが馬力の足りないバイクで坂道を登ろうと試みるシーン…。こういった繰返しは初経験で面白かった。
編集では多くのものが切り捨てられてしまう、という監督のインタビューでの発言が印象的だった。彼は撮影のときの偶然みたいなものを大事にしたいと言っていた。
当作品気に入ったので、彼の作品を他にも見てみたい。
映画におけるバイクのシーンは、疾走と駆け抜けるのがお約束だと思っていたけど、スピードを出さないバイク、日常感というか、現実に留まる感じがあってすごく効果的だった。
そしてビンビンの歌。