オーウェン

ゴースト・ハンターズのオーウェンのレビュー・感想・評価

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)
3.0
サンフランシスコのチャイナタウンは、大陸横断鉄道建設に従事した中国人が、故国から妻子を呼び寄せて建設した街だ。
いわば白人にとっては、中国的なもののイメージの源泉となる場所だ。

この街を舞台にした「ゴーストハンターズ」の出だしは、主人公が、黒づくめの愚連隊死の貴族を追って、黄色い鉢巻きのチャンシンと、赤いターバンのウィンコンなる戦う結社が対立する中華街にやって来る。

そして、乱闘が始まるや否や、雷鳴と共に編み笠姿の嵐の3人組が現れる。
トラックで逃げようとした主人公は、魔界の王ローパンを轢いてしまうのだった-------。

ジョン・カーペンター監督は、「今のうちに思い切り悪ふざけをしておきたかった」のだそうで、香港映画顔負けの羽目を外した演出が見ものだ。
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