流石のヴィスコンティ。バイエルン王ルートヴィヒ2世の即位から死までを描いた凡そ4時間に及ぶ作品。
男も女もなく、ただひたすらに破滅の美学とも言える耽美主義を貫いたルートヴィヒを演じたヘルムート・バー…
ヘルムート・バーガーの代表作、バイエルン王ルードヴィッヒ。
『地獄に堕ちた勇者ども』のファナティックに暴走する退廃感とはまた違う、誰も救うことができない孤独と苦悩が切ない。
昔観たきりなので、もう一…
ヴィスコンティー作品の中で一番好きな作品。
他の作品にみられる下品なズームインなどもなく気品に溢れている。
ヘルムートバーガーが若々しく美しい時代からボロボロの中年まで演じ切る。
狂王と言われるが…
ルードヴィッヒの悲哀に満ちた生涯を描いているけれども、それを劇的で大げさな抑揚をつけて描いているわけではない。
エンタメ的な演出をしているわけではないので、面白かったかどうかという評価は無意…
長かった...。
でも作品の構成がすごくわかりやすかったし、本当に面白かった。
ルードヴィヒについてのある程度の知識があって、エリザベートも好きで、彼のゆかりの地に行ったばっかりだったら最高に見てい…
完全版だったみたいではからずしも4時間と長かった。
王室、貴族の華やかなところと、病んでしまうところが窺える。衣装など豪華絢爛。ドラマティックでないサラッと描くリアリティさで、4時間付き合ってるうち…
記録忘れ。このヘルムート・バーガー、最高だった。ロミー・シュナイダーも美しいし、さすがヴィスコンティ。キャストも映像も隅々まで重厚というか美と贅に溢れている。長いけど映画館でこの世界に没入して観てみ…
>>続きを読むルキノビスコンティの映画ではもっとも好きな映画です
シルバーナマンガーノ(ワーグナーの妻役やったか)を一度見てください。
装いが完全に 999のメーテルです
このことを指摘している人はあまりいないよ…
贅を尽くした映画作品とは、まさにこのこと。
数年前の夏にドイツのノイシュヴァンンシュタイン城を訪れたこともあり、険しい峡谷に世界一美しいこの城を建立させた「狂王」の異名をとるルートヴィヒ二世の生…
戦争は嫌い!芸術は大好き!
ナイーブすぎる国王=ルートヴィヒの
始まりから終わりまで
この方は生まれる時代、場所、地位
すべてを間違えたね
90分地点までは順調だったけど
120分地点あたりで無…