耽美的破滅映画の傑作。
芸術に魂を売ったバイエルン国の三代目国王のルードヴィッヒ。
永遠の美の象徴としてのロミー・シュナイダーがひたすら美しく、実在の古城でのロケーションが創造物者としての神の残酷さ…
このレビューはネタバレを含みます
ひさしぶりに二度目見てしまった。
今回は、終始ロミーシュナイダーに惹きつけられていた。彼女がルートヴィヒの元凶のはじまりだったのではないか。もちろんそれ以前にルートヴィヒの夢見がちで現実離れした好…
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Ludwig II.(1845-86)(r.1864-1886)
Elisabeth von Wittelsbach(1837-98)
(r.1854-1898)
1866:Deutsc…
バイエルン国王ルートヴィヒ2世の伝記映画。
ワーグナーのパトロンだった国王の『狂気と孤独』をヴィスコンティは描いています。
何かを埋めようとした故の、行き過ぎた芸術信仰、浪費、奇行。
あげく城…
かのノイシュバンシュタイン城を作った、バイエルン公国王の物語。
夜は理性の世界。昼は感情の世界か?
バーガーの精悍から精神病までの耽美的退廃的、そして破滅的な演技の素晴らしさはゆうまでもない。
…
【過去鑑賞】
これは劇場で観たことなくてWOWOWで観たのかな。たしか。
ヴィスコンティ作品で使われる美術は、建物にしろインテリアにしろ絵画にしろ本物だもんで、なーんか違うわね。
この映画も実際…
初見は3時間バージョンを、名画座ミラノで鑑賞🎥
(※)館名が、旧作名画上映館に見えるが、単館ロードショーの映画館だった。
ヴィスコンティ監督作品の傑作‼️
ロミー・シュナイダーが、目を見張る美し…