映画についての映画、絶対に巨匠は撮らなければならないやつ。ゴダールの『軽蔑』は本当に苦手だったのだけれど、それと違って煙にまかない感じが好感持てる。というか劇中劇は『軽蔑』じゃない?
それこそ『8 1/2』的というか、祭のカオスの感じが大好き。序盤からの、ひっきりなしに監督に人々が話しかけてくるショットも最高。映画が好きなのが伝わってくる。市民ケーンのスチール盗んだりとかはもちろん、裏方のみんなが生き生きしてる。
ジャン・ピエール・レオは嫌なやつの役しか見たことがないな。今回もそう。他の人物たちもキャラが立ってて良い。
肝心のアメリカの夜は使ってた?よく分からなかった。