凛葉楓流

映画に愛をこめて アメリカの夜の凛葉楓流のレビュー・感想・評価

3.9
映画についての映画、絶対に巨匠は撮らなければならないやつ。ゴダールの『軽蔑』は本当に苦手だったのだけれど、それと違って煙にまかない感じが好感持てる。というか劇中劇は『軽蔑』じゃない?
それこそ『8 1/2』的というか、祭のカオスの感じが大好き。序盤からの、ひっきりなしに監督に人々が話しかけてくるショットも最高。映画が好きなのが伝わってくる。市民ケーンのスチール盗んだりとかはもちろん、裏方のみんなが生き生きしてる。

ジャン・ピエール・レオは嫌なやつの役しか見たことがないな。今回もそう。他の人物たちもキャラが立ってて良い。

肝心のアメリカの夜は使ってた?よく分からなかった。
凛葉楓流

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