オーウェン

映画に愛をこめて アメリカの夜のオーウェンのレビュー・感想・評価

5.0
「映画に愛をこめて アメリカの夜」は、フランソワ・トリュフォー監督自身が演じる、映画製作についての映画だ。

ニースの撮影所で製作されている映画が完成されるまでを描いた映画で、女優が妊娠したり、スタッフが駆け落ちをしたり、男優が事故死したり、撮影は様々な難問をクリアしながら進行していく。

これは、監督役を演じているトリュフォー自身の体験でもあり、俳優、スタッフたちの人間模様や様々なエピソードは、全て実話に基づいているという。

因みに、タイトルの「アメリカの夜」というのは、フィルターを使って、昼間を夜間に見せる撮影技法のフランスでの呼称だ。

とにかく、この映画はトリュフォーの映画への愛に満ちている。
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