不死鳥の川

映画に愛をこめて アメリカの夜の不死鳥の川のレビュー・感想・評価

3.8
映画スターやその関係者の意外にも人間臭いトラブル尽くしの中進められる映画撮影の様子を描いたフランス映画。

2023年74本目。

フランス映画の巨匠として知られるフランソワ・トリュフォーですが、監督作品を鑑賞するのは実は初めてでした。

映画撮影の最中巻き起こる関係者のあまりに人間臭いいざこざが描かれていますが、実に映画人らしい、映画愛に溢れた作品でした。映画スターも新米俳優も撮影スタッフも、みんな同じ人間で生きていれば悩みやトラブルを抱えることもあるわけですが、それでも作品を撮っていく姿。監督が描きたいであろうことと着眼点がピタリとハマっていたと思います。
不死鳥の川

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