NOR1

映画に愛をこめて アメリカの夜のNOR1のレビュー・感想・評価

5.0
大学ぶりだが、こんなに面白い映画だったっけ?

めんどくさい奴決定戦、第四コーナーでまくってジャン=ピエール・レオーが優勝、我々の期待に十全に応える。という展開。

リヴェット『アウト・ワン』(1971)、ベルトルッチ『ラスト・タンゴ・イン・パリ』(1972)、ユスターシュ『ママと娼婦』(1973)と同時期、映画のある特殊な自治区で王子として君臨した絶頂期と言えるかもしれない。

この後(少なくとも映画では)6年のブランクがあるが、逆によくそれくらいで済んだな、くらいの濃密なラインアップだと思う。やってみようにも鑑賞、入手困難だが、たぶん観るだけで相当疲れる。アウト・ワンだけで13時間あるし。
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