このレビューはネタバレを含みます
父親が早くに病死したとき、子どもたちのためを思ってついた嘘は、その後の彼らに大きな影響を及ぼした。
自らも病に犯され、苦しむ姿を、子どもたちに見せざるを得なかった母親の気持ちは、どれほど辛いものだったろう。夫を失った悲しみも抱えながら。
早く大人にならざるを得なくて、大人になる子どもたち。なんでも気づいている、わかっている子どもたち。
現実世界で、夢を見ることの難しさ。
子どもに嘘はつかない、は去年の学びだった。改めて胸に刻んでおきたい。子どもはそんなに子どもじゃない。大人もそんなに大人じゃない。
4兄弟の元に現れたバリも、バリの元に現れた4兄弟も、妖精のような天使のような存在で美しかった。信じる力の強い人に育つかな。
母親の実母が1番最初に「信じる」拍手をしたシーンよ。ネバーランドを見せることができて、バリも役者たちも、冥利に尽きるところだっただろう。涙
ラスト爆泣きですね。。
