このレビューはネタバレを含みます
うあああ
ピーターパンの作者の…実話から着想を得た物語…
素晴らしかった…今見てよかった…
子供たちに、ちゃんと、別れの作法を伝える映画だった…
子供が、大人になる瞬間を描いた映画だった…
ウエンディ!あのシーンが最高だった…
最後にネバーランドを見せてくれた彼は、まさにピーターパンじゃん…
死なないでティンカーベル!
冷静に見れば、あまりに苦く悲しい道ならぬ恋の物語だし、他人の家に無遠慮に踏み込んで妻へのケジメを怠った夢見がちな男の話だし、ひどい話なんだけど、
とにかく美しく、かといってロマンチックすぎなくて、ちゃんと、子供たちのことを考えて作られた映画だなと感じた。
このひとには世界がこう見えるんだ、という演出も、滑稽さよりも、ワクワクというか、ごっこ遊びの郷愁を思い起こさせて良かった。
所詮、playだ。これを言ってのける余裕も良い。でも、playの素晴らしさがちゃんと伝わってきた。
ジョニー・デップの説得力…
子供へのサービス精神、パフォーマンス精神、魅力的すぎる大人。
こういうところに惚れるのはわかるよね…これが他人の家庭に向くと辛いだろうな…
これ女目線、特に妻目線で見るとあまりにも辛いんだけど…許しちゃうから…天才ってズルい…
はああ…
母の母、祖母の複雑な心境が垣間見える姿も良かった。