ケンジモンデン

ザ・ロードのケンジモンデンのレビュー・感想・評価

ザ・ロード(2009年製作の映画)
3.6
世界の終わり。
残された父子が歩く「道」。
淡々と描かれる絶望の景色と一筋の希望。

多分地震か何かでライフラインは途絶え食糧は枯渇。出会う人々はすでに「人間」を棄てた人ばかり。いつとは言えないけど、絶対こんな日が来るんだろうと思うと、他人事では観られない。

息子だけを思い生きる父と、父を信じ父を護る息子。時に懸命なあまり見失う父を引き止める息子の姿は、唯一の天使のようで印象的に映ります。

ガリガリの2人、迫真の演技です。