このレビューはネタバレを含みます
弱小チームベアーズの監督に就任した主人公とチームメンバーの少年少女たちが野球を通じて成長していく物語。
古き良きアメリカ映画で冗長な説明なんかは一切なしのストーリー展開。
いくら弱小チームといっても流石に弱すぎるベアーズが凄腕女子ピッチャーや運動神経バリバリ不良をチームに入れることで一気にリーグの首位争いまで上り詰める滅茶苦茶さ。
結構終盤ギリギリまで勝利にこだわる監督で"少年野球で大切なのは野球を楽しむ心!"みたいなのは意外とスルッと切り替わってた。でもこのスルッと加減はアメリカのいい意味でのいい加減さで好き。
子供たち一人一人も漏れなくクソガキでエラーしまくり喧嘩しまくりだけど実は素直な野球好きで意外と仲間想い。
映像の荒さや展開の雑さも含めて愛すべき映画。