たけみょん

まわり道のたけみょんのレビュー・感想・評価

まわり道(1974年製作の映画)
3.6

ヴェンダースのロードムービー三部作の二作目。初見。
ゲーテの教養小説を、ペーター・ハントケが現代(当時は西ドイツ)を舞台に翻案したものとのこと。
「孤独」をテーマに、主人公の独白、旅先で出会った人たちとの会話、創作詩など、テキストが連なる。
内省的なようで、オフビートな感じは面白い。
冒頭のヘリコプター、トロッグスのレコード、窓ガラスの流れは好き。車窓からの風景をオーバーラップさせるところも美しい。映像と音楽は良かった。
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