KnightsofOdessa

空と泥のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

空と泥(1961年製作の映画)
1.5
[] 30点

1961年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。この頃のカンヌは1956年のパルムドール受賞作『沈黙の世界』を筆頭に"未開地域報告系ドキュメンタリー"が大好きだったので、本作品のような白人のニューギニア冒険旅行の映画が登場しても驚きはない。本作品は、1959年から1960年にかけて、ピエール=ドミニク・ゲソーとジェラール・デロワが組織したオランダ・フランス探検隊が、当時オランダの支配下にあったニューギニア島を初めて南から北に横断することに成功した際の旅の記録である。歓迎してくれる原住民による現地の祭みたいなのとか、山道の移動とかを映しているんだが、全編を覆うナレーションがクソすぎて辛い。途中から無音にしたらマシになったが、今度は仲間の白人男が赤ちゃん抱える現地女性のおっぱいを吸ってたのがガチで気持ち悪くて引いた。カンヌ選出の"未開地域報告系ドキュメンタリー"はわりと誠実な作品が多かったが、これはゴミ。
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