Mitoma22

散り行く花のMitoma22のネタバレレビュー・内容・結末

散り行く花(1919年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

1919年の映画

中国から仏教を伝えにロンドンへやってきた青年が、父親から暴行を受ける少女と出会うストーリー。

初め、「暴力はやめたまえ、自分がされて嫌なことは他人にもするな」と仏の教えを説く場面があった。

一方で、少女は父親によって殺されてしまい、その様子を見た青年は激怒し、彼女の父を殺害した。

結局、大切な人を守れず、怒りに満ち、罪を犯した青年のお話し。

人間の愚かさ?人間らしさ?を伝えた、現実味のあるストーリーだったが、もう少し二人が愛を知る場面があっても良いかなと感じた。ボクシングの場面が多く、戦い場面のカメラワークにこだわりを感じた。

カメラ割(クロスカッティング効果)の視点で見ると、ラストのシーンでは上手く表現されていた。

クロスカッティング🟰同時並行的に生じる場面を組み合わせて展開することで、AとBの場所での出来事を同時に表現すること。
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