ベルギーという遠い国の映画だけれども、これは遠い話ではない。日本でもやはり外国人による不法入国、不法滞在、不法就労、人身取引という問題を抱えている。そして、ドキュメンタリー畑出身だというダルデンヌ兄…
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噂に聞いていたダルデンヌ兄弟
さすがドキュメンタリーの巨匠というような手持ちカメラで劇伴ナシ
大きな演出は演者の表情のみでただ目の前で起こる出来事を映し出す
イゴールが結んだ修理工場・絶対的存在で…
ベルギーのドキュメンタリー畑出身のルックとジャン=ピエールのダルデンヌ兄弟が監督で本作が長編第3作目。主演は新人のジェレミー・レニエ。共演は『八日目』のオリヴィエ・グルメほか。カンヌ映画祭「ある視点…
>>続きを読む少年の揺れ動く心の有り様が、切実に描かれていて胸に迫る。状況が刻一刻と変化していく緊迫感も引き込まれてしまう。何を感じるかは観客に委ね、ただリアルに正面から描写されたシーンの一つ一つが際立っていた。…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟の作品も気づけば6作目。大好きな監督、とまではいかないが、ついその作品が気になって観てしまうタイプの監督。そんなダルデンヌ兄弟初期の作品だが、“周りの大人たちとの関わり合いと自我の中で…
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