不法移民労働者を斡旋する父親を手伝う15歳のイゴール
多分、分別もつかず庇護されないと生きていけないような頃から自然に働かされていて親に盲目的に従っている
ある事故の対処がきっかけになって父親は間…
このレビューはネタバレを含みます
イゴールの行為は正直エゴだと思っていたが、歪ながらも絆や愛とも呼べるもので固く結ばれていた父親との関係を自ら断ち、最後地下通路でアシタを追って並んで歩き始めたのをみると、それはもはやエゴではなく、本…
>>続きを読む2023年:45本目
202303:15本目
・シナリオ:☆☆☆☆☆
・演出: :☆☆☆☆★
・雰囲気: :☆☆☆☆★
・個人的好み: :☆☆☆☆☆
「トリとロキタ」鑑賞前にダルデンヌ兄弟の過去作…
鎖のシーン本当にすごいな…究極の選択を迫られて決断した瞬間って、選択しなかった方に「ごめん」も言えずに、もうがむしゃらに前に前に前に!!!って感じだ…そういう時間を猛烈に推進するような場面がいくつも…
>>続きを読む「約束」で人が変わるのが良い。
法律を犯しても、ルールを破っても、家族を裏切っても、約束は守る。
イゴールにとって父親が世界のすべてである。けれども、その世界の外との約束によって、父親の世界から…
多くの映画製作者たちに影響を与えたであろうダルデンヌ兄弟の最初に当たった長編3作目。
父親に依存して生きてきた不良少年の精神的自立を違法労働者との約束を通して描く。
父の命令と絆、死んだ労働者と…