ゆいこ

ブルックリン横丁のゆいこのレビュー・感想・評価

ブルックリン横丁(1945年製作の映画)
3.8
貧しい一家を、長女のフランシーを中心に置いてで綴る物語。
夢見がちな夫との意見の相違や娘とのすれ違い。
見ていて辛くなってしまう場面が多かっただけに、家庭を支えるケイティに感情移入せざるを得なかった。
嘘と真実を導く想像力との違いを説いてくれた先生の言葉に、大のお気に入りで昔よく読んでいた「赤毛のアン」を思い出した。
お金で買えない価値あるものは、大人になってからこそ見失いがち。
少女時代に置いてきて埃を被ってしまった諸々を、もう一度自分の胸で温め直したいと思った。
ゆいこ

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